2019年04月25日
懐かしいけど新しい
「懐かしいけど新しい」をテーマにリフォームを行いました

建具・ガラス・タイル・障子など素材感を大事にした 味わいある内装です。
新しい部分と古い部分が上手に調和する!
これが大事なのです

2019年04月19日
古民家再生研修
「チルチンびとの会」が主催する京都研修に参加してきました!
今回の目的は古民家再生について♪
古民家再生は大工技術は当然、伝統構法ならではの設計技術
や構造などを知っていないと行う事ができません。
そこで、会の有志が集まり古民家再生に精通した建築家の先生
を交えた研修会です。
今回、見学させて頂いたお家は150年前に建てられた古民家

三河地方に比べると全体的な線が細く(構造 枠材 などなど)きゃしゃですっくりとしています。
昔の家は地方によっての環境・文化・風土によって家造りが違います。
家を拝見するとそういった背景が見えてくるのも面白いです。
そう考えると全国どこでも形も構造が同じだと言うことじたいが不自然のように思います。

漆喰で塗られた外壁が美しいです。


まさに構造美!! 構造自体がインテリアになります♪

建築家の先生を交えた座談会

当社設計の澤田も熱弁?をふるいます。


古建具屋さんにお邪魔して建具のお勉強。 昔の建具は性能・デザインなど本当に
良く考えられています


2019年04月15日
古民家再生
豊橋市で築120年の古民家再生が始まりました
まずは瓦を外して、下地を組み直していきます。
こちらも、大きな松の梁が金物などを使わず、木組みで
組み合わせてあります。
古民家の強さは金物で頑固に固めるのではなく、木組みをとおして
柔軟に対応できる事だと思います。

瓦の工事は雨・風など天候が影響してくるので、大勢でいっきに対応します




この太い梁と柔軟な木組みが古民家の強さです!!!

まずは瓦を外して、下地を組み直していきます。
こちらも、大きな松の梁が金物などを使わず、木組みで
組み合わせてあります。
古民家の強さは金物で頑固に固めるのではなく、木組みをとおして
柔軟に対応できる事だと思います。

瓦の工事は雨・風など天候が影響してくるので、大勢でいっきに対応します





この太い梁と柔軟な木組みが古民家の強さです!!!
2019年04月13日
森に見学
先日は久しぶりに森へ木の伐採を見学をして来ました。
私たちがいつも使用している柱のルーツを再度確認! と言う事で
岐阜県の加子母町まで行ってきました。
この加子母町は東農桧と言うブランド柱の産地で製材の7割は桧を
扱っているそうです。
桧は温暖過ぎてもダメ、寒すぎても良くなくこの地方の気候が桧の木を
育て環境にはとても適していると言われています。
(四国・九州は杉 東北・北海道は松・杉 などが多い)
早速は現地の方と合流して森に行きました。

たくさんの木生えていて、空気もとても清々しいです。

そして、いよいよ伐採です。 倒れる向きや角度を考えて根から削っていきます。

樹齢70年くらいの木です。桧独自の香りがひろがります。


そして切った原木をそのまま乾燥します。



その後は丸太の皮を穿いて製材して柱に生まれかわります。
この後は乾燥機にかけて水分を抜きます。
低温乾燥でじっくりと水分を抜き、乾かす事で木の油分は残す事ができます。
木の油分を残す事で木に艶がでたり、防腐・防蟻効果をこの油分に期待する事ができます。
高温乾燥で即座に乾燥させるとこんな訳にはいきません。(木が白くなります)
手間暇かける事で、木本来の持ち味を残す事ができるのです。
こう言った木に強い思いをもった職人さんのおかげで、良質な柱を使わせていただいております。
私たちがいつも使用している柱のルーツを再度確認! と言う事で
岐阜県の加子母町まで行ってきました。
この加子母町は東農桧と言うブランド柱の産地で製材の7割は桧を
扱っているそうです。
桧は温暖過ぎてもダメ、寒すぎても良くなくこの地方の気候が桧の木を
育て環境にはとても適していると言われています。
(四国・九州は杉 東北・北海道は松・杉 などが多い)
早速は現地の方と合流して森に行きました。

たくさんの木生えていて、空気もとても清々しいです。

そして、いよいよ伐採です。 倒れる向きや角度を考えて根から削っていきます。

樹齢70年くらいの木です。桧独自の香りがひろがります。


そして切った原木をそのまま乾燥します。



その後は丸太の皮を穿いて製材して柱に生まれかわります。
この後は乾燥機にかけて水分を抜きます。
低温乾燥でじっくりと水分を抜き、乾かす事で木の油分は残す事ができます。
木の油分を残す事で木に艶がでたり、防腐・防蟻効果をこの油分に期待する事ができます。
高温乾燥で即座に乾燥させるとこんな訳にはいきません。(木が白くなります)
手間暇かける事で、木本来の持ち味を残す事ができるのです。
こう言った木に強い思いをもった職人さんのおかげで、良質な柱を使わせていただいております。