2019年04月13日

森に見学

先日は久しぶりにへ木の伐採を見学をして来ました。

私たちがいつも使用している柱のルーツを再度確認! と言う事で

岐阜県の加子母町まで行ってきました。

この加子母町は東農桧と言うブランド柱の産地で製材の7割は桧を

扱っているそうです。

桧は温暖過ぎてもダメ、寒すぎても良くなくこの地方の気候が桧の木を

育て環境にはとても適していると言われています。

(四国・九州は杉 東北・北海道は松・杉 などが多い)

早速は現地の方と合流して森に行きました。



たくさんの木生えていて、空気もとても清々しいです。



そして、いよいよ伐採です。 倒れる向きや角度を考えて根から削っていきます。



樹齢70年くらいの木です。桧独自の香りがひろがります。





そして切った原木をそのまま乾燥します。







その後は丸太の皮を穿いて製材して柱に生まれかわります。


この後は乾燥機にかけて水分を抜きます。

低温乾燥でじっくりと水分を抜き、乾かす事で木の油分は残す事ができます。

木の油分を残す事で木に艶がでたり、防腐・防蟻効果をこの油分に期待する事ができます。

高温乾燥で即座に乾燥させるとこんな訳にはいきません。(木が白くなります)

手間暇かける事で、木本来の持ち味を残す事ができるのです。


こう言った木に強い思いをもった職人さんのおかげで、良質な柱を使わせていただいております。





  


Posted by 小林住建 at 09:24Comments(0)新築リフォーム